ママと子供のためのヨガレッスン

ラージャヨガ

 ラージャヨガとは、

サンスクリット語で「王者」という意味で、聖者「パタンジャリ」によって

書かれたヨガ教典「ヨガ・スートラ」を元にした本格的な「古典的」ヨガ。

偉大なという意味の「マハー」をとって「マハー・ヨガ」とも呼ばれています。

自己意志と瞑想により精神の集中力を高め、宇宙とのつながりを意識し、

心の移り変わりを制御する技を磨くヨガ。

悟りや解脱など精神面の鍛錬の意味合いが強い事から、

精神世界が中心となってくるので非常に高度な内容ですので、

上級者向けのヨガと言えるでしょう。

「アシュタンガヨガ」
は、このラージャヨガの修行体系を採用しています。

 

ラージャヨガのポイント

【瞑想がメイン中心のヨガ】
 ラージャヨガの最も重要な特徴は「瞑想」

静かな環境の中で精神をリラックスさせ、内なる自己を深く見つめます。

そこで、欲望や執着など人の五感を刺激する様々な要素から意識を遠ざけて、

内なる覚醒の状態へと移行させ、正しい認識へとリセットする事を目的としています。

八支則

1.禁戒(ヤマ)  日常生活の中で行わない方が良いこと
2.
勧戒(ニヤマ)  日常生活の中で行った方が良いこと
3.
坐法(アーサナ)  理想的な姿勢をとること
4.
調気(プラーナーヤマ)  理想的な呼吸を行うこと
5.
制感(プラティヤハーラ)  感覚をコントロールすること
6.
集中(ダラーナ)  集中を行う努力をすること
7.
瞑想(ディヤーナ)  集中が自然に深まっている状態
8.
三昧(サマーディ)  集中の対象と調和している状態


八支則はサンスクリット語ではアシュタンガ(八本の枝)と呼ばれ、後述するアシュタンガヨーガのベース理論にもなっています。

その他のヨガ

その他の呼吸法