ビンヤサヨガ
ビンヤサヨガとは、呼吸と動作を連動させたスタイルのヨガ。呼吸と動作を同調させることを「ビンヤサ」と言う事からこう呼ばれるようになりました。「太陽礼拝」「アシュタンガヨガ」など、呼吸に合わせて行なうスタイルも「ビンヤサ」と呼んでいます。
*ビンヤサヨガのポイント
【・ポーズ】
ビンヤサヨガは、「太陽礼拝」をベースに呼吸と姿勢を連動させて行います。比較的運動量の多いダイナミックなヨガです。
*ビンヤサヨガのメリット
1.ダイエット/ボディメイク
ビンヤサヨガは、骨盤や筋肉を強化して、身体を支える部分のバランスをコントロールする事により、理想のボディライン作りやダイエットに効果をもたらします。
また、流れるようにポーズを取って行くので、血液やリンパの流れを活性化させ、新陳代謝もアップ。代謝率が良くなると、おのずと太りにくい体質づくりへと導きます。
2.アンチエイジング効果
ビンヤサヨガの姿勢は、普段使わない部分の筋肉を使う事で、新陳代謝を活性化させ、それによりアンチエイジングにも効果があるとされます。
3.リラックス効果
ビンヤサヨガは、呼吸と姿勢が同調し、身体の一体感が生まれるとリラックス効果が得られるとされます。 また、自律神経に作用する瞑想(メディテーション)も、リラグゼーション効果をもたらします。
八支則
1.禁戒(ヤマ) 日常生活の中で行わない方が良いこと
2.勧戒(ニヤマ) 日常生活の中で行った方が良いこと
3.坐法(アーサナ) 理想的な姿勢をとること
4.調気(プラーナーヤマ) 理想的な呼吸を行うこと
5.制感(プラティヤハーラ) 感覚をコントロールすること
6.集中(ダラーナ) 集中を行う努力をすること
7.瞑想(ディヤーナ) 集中が自然に深まっている状態
8.三昧(サマーディ) 集中の対象と調和している状態
八支則はサンスクリット語ではアシュタンガ(八本の枝)と呼ばれ、後述するアシュタンガヨーガのベース理論にもなっています。